Kindleで洋書を読む際に、とっても便利な機能があることを、最近になって発見しました。
読書用定規(リーディングトラッカー)です。
今回の記事では、
- 読書用定規をおすすめする理由
- 読書用定規の使い方
を紹介します。
読書用定規(リーディングトラッカー)を使って英語を読むと、英語の読みやすさが格段に変わります。
まだ試したことがない方はぜひ試してみてください^^
※読書用定規はKindleアプリでのみ使える機能となっています。Kindle Paperwhite(キンドル・ペーパーホワイト)では使えませんのでご注意ください。
英語速読の鍵はスラッシュリーディング
Kindleで洋書を読む際、ずっと引っかかっていたことがあります。
スラッシュリーディングができたら、もっと速く読めるのに。。。
スラッシュリーディングというのは、英文を意味のまとまりごとにスラッシュ(/)で区切りながら読む方法。通訳の訓練などでも使われていて、英語の速読に効果があると言われています。
わたし自身、これまでたくさんの洋書を読んできましたが、その時は、必ずと言っていいほど、このスラッシュリーディングを取り入れていました。
なぜなら、
スラッシュリーディングをするとしないでは、英語の読みやすさが全然違うから。
なので、Kindleで洋書を読む時、スラッシュリーディングができないことが唯一の弱点だとさえ思っていました。
それが今回、読書用定規(リーディングトラッカー)という新しい機能を知ったことで、この懸念点は半分解消されたようなものに。
これでますます、Kindleで洋書を読むのが楽になりそうです。
多読を妨げる要因
洋書を開いた時、一度にたくさんの英文を目にすると、それだけで気分が萎えませんか?
ただでさえ慣れない英語の文章。単語を追うだけでもけっこう疲れるのに、それを意味を理解しながら読むとなると、かなりの集中力が必要とされます。
わたし自身、集中力が途切れることで、
- 文章の区切りがわからなくて、全く内容が頭に入ってこない。
- いまどこを読んでいるのかわからなくなり、何度も同じ箇所を行ったり来たり。
なんてことがよく起こりました。
こうなると、やたら読むのに時間がかかって、それだけでもうウンザリ。洋書を読むのが嫌になりました。
読書用定規をおすすめする理由
多読を続けるうちに、途中で集中力が途切れるのは、目に入る英文量が多過ぎるからだということがわかりました。
いま読んでいる英文の上にも下にも英文があって、さらに、そのまた上にも下にも英文がある。こうなると、いま読んでいる文以外にも、けっこうな量の英文が視界に入っていることになります。
たくさんの英文を視界に入れたまま、いま読んでいる一文に集中するというのは、けっこう難しいことでした。
当時はまだKindleがなかったので、英文に線をひきながら読むことで、読んでいる
なので、
目に入る英文量は出来るだけ少なくして、いま読んでいる一文だけに集中する。そうすることで、英文を読む時の負担が減り、意味を理解しながら読むことも容易になる。
これが、わたしが自身の洋書体験から得た、洋書を楽に読む秘訣です。
で、この秘訣を実践できるのが、読書用定規!(なんか、ここまで来るのにすごく長々と書いてしまった。。。)
読書用定規を使うことで、いま読んでいる英文に視線を集中させることができるので、
- 集中力がアップし、内容が理解しやすくなる。
- 読むスピードも速くなる。
といった効果が期待できます。
Kindleアプリでの読書用定規の使い方
では、その読書用定規の使い方を説明します!
まず、画面をタップした時に上部に現れる「Aa」をタップします。
一番右側の「その他」をタップすると、「読書用定規」の項目が出てくるのでそれをタップ。
一番上の「読書用定規」をオンにします。
あとは、ご自身の好みに合わせて「定規の色」や「定規のスタイル」などを設定します。
設定が完了すると、画面上に読書用定規が表示されます。
あとは、この読書用定規を指でずらしながら英文を読んでいくだけ。
スラッシュを入れることまではできなくても、読まなくてい英文を隠すことができるだけで、かなり楽に読めるのが実感できると思います。
まとめ:読書用定規を使って洋書をもっと楽しもう
以上、Kindleアプリに入っている読書用定規について、洋書に活用するメリットと方法を書いてみました!
読み比べてみると、違いがよくわかると思うので、まずはぜひ試してみてください。
あとは、Kindle Paperwhite(キンドル・ペーパーホワイト)にも、早くこの機能を入れてもらいたいと切に願います。
みなさまの洋書体験が、少しでも楽で楽しいものとなりますように。
ではでは!
ひ
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